社内で福祉住環境に関する勉強会を行いました!

最近、一段と寒さが厳しくなり、冬が駆け足で近づいてきている様です。皆様、体調等を崩されたりしていませんか?

 

大抵のお宅では、リビングやダイニング等は暖かくされていますが、玄関や廊下、或いは、洗面脱衣室やお風呂場といった場所は寒く、その寒暖差は10℃以上になることもあります。

 

そうした急激な室温の変化によって、血圧が急激に上昇したり下降したり、脈拍が早くなったりする状態を「ヒートショック」と言いますが、特に、ご高齢の方にとっては心臓への負担が大きく、時には心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす要因にもなっています。

 

このヒートショックが原因で亡くなられる方が、年間1万人を超えているとの統計もあり、これからの季節は、意外な落とし穴になるかもしれません。

 

大切なご家族を「ヒートショック」から守るために、住まいの断熱化及び気密化を見直すことはとても大切なことだと思います。

 

 

 

そんな中、今回は、住まいづくりに携わる者として、これからも高齢者が住み慣れた地域や住まいで快適に日常生活が送れる様、福祉住環境整備について専門の方もお招きをして、社内勉強会を行いました。

 

最初に、私達の体の仕組みや加齢に伴う身体機能の変化、特に、筋力・バランス感覚・膝関節の可動範囲の変化等について学びました。

 

その後、「高齢者疑似体験装具」を装着して、加齢に伴う身体機能の低下による日常生活の困難さや心理状態等を実際に体験し、更に理解を深めました。

 

      

 

 

 

今回の勉強会を通して、「衣食住」の「住」を担う私達にとって本当に大切なこととは何かを改めて気付くことが出来たのではないかと思います。

 

今後も高齢者や障害者など、誰もが安心して暮らせる住まいづくりを心掛けて参りますので、是非、私達にお気軽に何なりとご相談下さいねヽ(´▽`*)/

営業部 石橋