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生活水は、上から下へ、山から町へ流れている・・・。
豊かな森を守り、山と町をつなぐ家づくり。
私たちが毎日利用している生活水は、どこから流れてくるのでしょうか?いうまでもありません。背後地の山々から、川を伝って流れてきます。背後地の山々は、朝な夕なに眺める山であり、森が培った土壌は、水と一緒に運ばれて肥沃な平野を生み、木々は新鮮な酸素をつくりだしてくれています。つまり、私たちの生活は、片時として、山の存在を抜いてはなりたちません。それなのに、私たちの気持ちのなかで、山はとても遠い存在です。日本は国土の70%以上を森林が占める世界でも有数な木材の産地といわれています。それなのに、日本の住宅に、国産材が使われることが、最近ではめっきり少なくなりました。
実のところ、山の保全と維持は、何十年というサイクルで考えることなしには成り立たない世界です。植林は、たとえていえば「畑」のようなものです。一定の年輪に達したものは放置しないで伐採してやることが、山の健康を維持するためには欠かせない条件です。輸入材ばかりに頼り、世界からは「木喰い虫」とさえいわれているのに、事態はいっこうに改まりません。
「ピュアな素材でつくる家」は、地産地滴を少しでもおしすすめ、素材や木材のコストダウンや運搬エネルギーの削減を行い、同時に山林や地域産業も振興し、山と町との恒常的な連携を生もうとするものです。山は生命や町を潤おし、町は山を守るという活動にてなげてゆきたいと考えます。

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